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夏のカラクリ

夏のカラクリ ★★★

今年も『サマーシリーズ』が開幕する。06年から夏季競馬振興を目的に施行されている同シリーズだが、ココで改めてその仕組みについて振り返っておこう。まず、シリーズは『スプリント』部門と『2000』部門に分かれており、対象となるレースは以下の通り。

●サマースプリントシリーズ

7/6(日)
函館スプリントS
函館
7/20(日)
アイビスサマーダッシュ
新潟
8/17(日)
北九州記念
小倉
8/31(日)
キーンランドC
札幌
9/14(日)
セントウルS
阪神

●サマー2000シリーズ
7/13(日)
七夕賞
福島
7/27(日)
函館記念
函館
8/3(日)
小倉記念
小倉
8/24(日)
札幌記念
札幌
8/31(日)
新潟記念
新潟

これらの対象レースで獲得したポイントの合計が13点以上、且つ1勝以上した馬のうち、最も多くのポイントを獲得した馬がシリーズチャンピオンに。両部門とも、チャンピオンホースの関係者にはそれぞれ5000万円のボーナスが用意されており、これにより“各陣営のモチベーションアップ→夏競馬の振興”を図ろうということである。

また、07年からは『騎手』部門の『サマージョッキーズシリーズ』も設立。対象レースは上記10鞍なっており、100万円のチャンピオンボーナスと『ワールドスーパージョッキーズシリーズ』の出走権が与えられる。これも各騎手のモチベーションアップを狙ってのものであり、昨年度優勝したのは角田騎手。リーディング上位騎手ならずとも注意が必要だ。

このようなシリーズは日本ではまだ歴史が浅いが、海外では既にお馴染みのもの(アジアマイルチャレンジ、グローバルスプリントチャレンジなど)。シリーズを制するために「どこで1着を獲りに行くか」、「どこでポイントを稼ぎに行くか」、「ココは出走するだけ」という各陣営の思惑が交錯することになる。当然、『サマースプリントシリーズ』第一戦となる今週末の函館スプリントSに関しても「目一杯の仕上げでココを勝ちに行く」、「あくまでも次に向けての叩き台」といった馬券に直結する陣営の思惑を入手済み。大きくご期待頂きたい。

エンジン全開 ★★

柴田善臣騎手(41)が29日(日)福島2Rでヒロノグレガに騎乗して1着。1985年3月のデビュー以来1万4327戦目でJRA通算1800勝を達成した。これはJRAでは史上6人目、現役では武豊騎手(39)、横山典弘(40)に続く大記録となる。

28日(土)に2勝をあげ、リーチが掛かっていた同騎手だが、週を跨ぐことなく29日(日)に早々と記録達成。「ココのところ、毎週のように周りから“あと何勝”と言われてましたからね。当然、意識はしていました。リーチが掛かってから長いとプレッシャーになってしまいますから、割とスンナリと決められて良かったです」と笑顔を見せた。

先週の当欄でもお伝えしたように、「夏は好きな季節。暑い方が体も良く動く」と話している同騎手。先週はこれまでよりも騎乗数を増やして一気に3勝をマーク。記録達成後もその勢いは続く可能性が高い。これまで同様、柴田善臣騎手の勝負どころについては当社情報ルートNo.43にお任せ頂きたい。

不屈の闘志

宝塚記念を歩様の乱れで回避したコスモバルク(牡7)だが、左前脚の種子骨部分付近の2箇所を剥離骨折、先月24日に骨片の除去手術を受けていたことが明らかになった。

03年のデビュー以来、大きな休養もなく使われ前走のシンガポール航空国際Cが38戦目。今回の故障で初めての中長期戦線離脱となる。ビッグレッドファーム明和の蛯名マネージャーによると、「術後の経過は良好です。症状はそれほど重いものではなく、復帰までは6ヶ月程度と考えています。現在は厩舎内で静養していますが、今後の経過を見ながら放牧に出す予定です」とのことで、今後も現役を続行する見込み。秋後半の復帰をお待ち頂きたい。

※タイトル横の★は一般認知度を表しています。
※★の数が多いほど、認知度が低い貴重な情報です。

6月30日(月)

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